カーナビ筐体の試作
担当者:植山 慎治
納期1ヶ月弱!石膏鋳造とADC12削り出し工法で検討。 納期優先からADC12削り出しを選択 結果、短納期でお客様のご要望にお応えする事が出来ました。
瓦金型・プレス機の設計・製作を半世紀以上にわたり手がけてきた当社には、 金属加工のノウハウや、メカ・電気・制御に関する技術という財産があります。 これらは、あらゆるモノづくりの場面に欠かせない技術。 逆に言えば、この技術があれば、これまでにないさまざまな製品を手がけられるということです。 私たちは、装置まるごとつくりあげる技術・ノウハウという財産を活かし、新たな製品分野の開拓に乗り出しています。
アルミダイカストの中で最も使用されているアルミニウム合金のひとつであるADC12。特徴は、アルミニウムの性質に加え、耐摩耗性、被切削性、鋳造性が良いところにあります。
自動車業界では、大量生産・低コストでの製造が求められるため、ある程度の強度と鋳造性、そして加工しやすい切削性に優れているアルミ合金、ADC12を一般的に採用するようになりました。石敏鐵工では、お客様の期待に応えるため、切削でも鋳造でも、あらゆるご要望にお応えする事ができます。
製造費用の見直し、より短納期、小ロットでの試作部品加工でお困りのことは、どのようなことでも石敏鐵工までご相談ください。
瓦金型で培った金属加工のノウハウを活かし、自動車製造用装置部品の製作を手がけています。瓦金型以上に高い精度が求められる世界ですが、すでに数々の実績があります。
現在は、瓦プレス機の設計・製作を行っています。メカ・電気・制御ソフトの技術で、使い勝手のよいシステムをトータルにつくり上げることが可能。将来的には、このノウハウを他分野にも応用し、大量生産に向かない特定用途向け装置の受注生産を行っていく考えです。
瓦金型を製作する際、元となるモデルの微妙なカーブを図面化するため、非接触でレーザー光線により測定する「非接触3次元デジタイザ」を導入。このシステムを使用して、複雑な形状のモデルを測定し、CADデータ化するサービスも行っています。